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不二聖心の歴史に触れた裾野墓参


5月29日、みこころ会役員と幹事、JASH理事の13名で裾野墓参に伺いました。前日の荒天が当日未明、奇跡のように治まり、シスター方が眠られるお墓まで木漏れ日が降り注ぐ中を歩いて、静かにお祈りの時を持つことができました。

墓前ではシスター山崎渾子が不二聖心の歴史をお話くださいました。現在の不二聖心の土地を元々お持ちであった岩下清周氏は、その土地に働く人々の子ども達の為に温情舎小学校を設立されました。岩下清周氏のご長男の壮一氏は神父様になられ、初代理事長兼校長をお務めなり、三女の亀代子さんはマザー岩下亀代子として、日本で初めて聖心会の修道女になられました。1952年には温情舎小学校から聖心温情舎となりました。今年は神山復生病院院長も務められた岩下神父様の生誕135周年であり、同病院の設立135周年でもあるとのことで記念展をされているそうです。


お懐かしいシスター、マザー方のお名前のある墓碑に祈りを捧げた後、岩下家の墓所にて、岩下清周氏や岩下壮一神父様墓前にもお祈りを捧げることができました。


墓参の後はお聖堂でお祈りをし、その後アーカイブ室を見学させて頂き、不二聖心設立の頃の歴史を学びました。聖心の卒業生であることの幸せと感謝をかみしめる一日となりました。