第1回 みこころネットワーク交流会 開催レポート


4月に立ち上がったみこころネットワーク最初のイベントとなる「第一回みこころネットワーク交流会」が6月22日に開催されました。あいにくの小雨がぱらつく天気でしたが49名の参加者が集まる盛会となりました。雨に濡れた樹々も美しい三光町の静かなたたずまいとは対照的な熱気あふれる交流会の様子をレポートします。

 

懐かしい三光町の本館集会室が会場

開催日を土曜日に設定したので、お仕事のある方、赤ちゃんのいる方も参加しやすかったという声も。今後は色んな方の参加が可能になるように平日夜の設定も考えています


時代が求める女性の生き方を聖心らしく広げていきたい

みこころネットワークは聖心女子学院とその同窓会のみこころ会から応援を受けているネットワーク会です。今回の交流会もシスター大山江理子校長と高等科教頭の小山知子先生がご参加下さいました。会の初めにシスター大山から「聖心では人のために尽くす、generosityということを大切にしてきましたが、同時にいつの時代もその時代の求める女性の生き方を考えています。今、生徒たちにも多様性ということが重要で自分の将来について色んな可能性を探ることを話しています。高校生にとって卒業生がどのような人生を歩んでいるかはとても興味のあることで、直接お話を聞く機会も作っています。このようなネットワークの会があればいいなと思っていました。」とエールをいただきました。

シスター大山ご自身にもみこころ会会員のお一人として、グループディスカッションにご参加頂きました

交流会の最初のプログラムは世代を代表した4名によるパネルディスカッション

「これからのみこころ会」をテーマに、1.みこころ会の印象 2.今の時代に求められる同窓会のあり方 3.みこころ会、みこころネットワークに期待する事の3点を軸にお話しいただきました。

左から:ラウリア佳子さん(64回)荒谷紀子さん(70回)辰野まどかさん(82回)明石美優さん(101回)の4名に世代を代表した意見を伺いました

年齢もキャリアも異なる4名のパネラーからはそれぞれの立場から意見が出ましたが、同じ根っこがある者同士が繋がりを持つことで新しいものを生み出していく同窓会ネットワークの可能性を感じました

仕事や共通の関心事などをテーマに縦のつながりを強化できれば同窓会のメリットになる。そのための情報の共有には連絡ツールの徹底を!高校生とも交流を持てれば貢献できることもあるかもなど具体的な提案も出ました

全員参加のグループディスカッションでそれぞれの意見をアウトプット

グループディスカッションは来場時に引いたくじでランダムに座ったテーブルで行いました。初対面であっても同窓生という安心感の中、相手の話を聞き自分の意見や考えをアウトプットする小人数での話し合いは活気に溢れました。

在校時に面識が無くてもすぐに打ち解けあうのが同窓生

グループディスカッションでは、それぞれの経験を生かした内容の濃い話に花が咲きました

最後に各グループの話し合った内容をそれぞれ発表して分かち合いました


フリートークタイムでネットワークを広げる

会の最後は自由に席を行き来してのフリートークタイム。名刺交換をする方、共通の関心事を見つけて交流を深めている方、交流会の可能性が広がる時間帯となりました


みこころネットワークでは今後、会員の方々の興味、関心事に即したテーマを掲げ、このような交流会や卒業生・有識者を招いての講演会を企画していきます。会員同士のみならず在校生との交流も企画して次世代に同窓会の可能性を感じてもらい、創立者の理念の「より良い社会に貢献する賢明な女性の育成」という教育を生かす活動をサポートする会を目指していきます