みこころ会について

聖心女子学院みこころ会は聖心女子学院高等科または同学院旧制高等女学校卒業生の同窓会組織です。
1917年4月10日に管区長マザーサルモンを中心に第1回卒業生9名、2回生8名、3回生13名によって発足しました。2025年3月末現在、7,626名の会員を有しています。

聖心の教えを守ってカトリック精神にもとづき(1)会員の知徳の向上と相互の親睦とを図り、あわせて(2)社会と(3)母校に貢献することを目的としています。(会則第3条)

(1)毎年みこころ祭及びJASH加盟同窓会主催のバザーへの参加、裾野墓参、追悼ミサなどの活動を行い会員の親睦を図っています。
(2)各バザーへの参加によって得られた収益を外部の福祉団体へ全額寄付することを通して、社会貢献をしています。
(3)学校への寄付、在校生へのグッズ販売、オリジナルグッズ販売、講演会開催等を通し、母校への貢献をしています。

みこころ会はJASH(日本聖心同窓会)およびAMASC(世界聖心同窓会)の一員として、日本国内の聖心姉妹校同窓会や聖心の教育を共有する世界の同窓生と同じスピリットで結ばれています。

<みこころ会の2つのモットー>


“Souffrir de tous et ne rien donner a souffrir a personne. »(Mer.Barat)
― 自ら以って万苦を嘗め 敢えて他人に苦を與へず 
(マザーバラ)

“Semper Fidelis”
― 常に忠実に



ご挨拶

みこころ会名誉会長・聖心女子学院校長
藤原 恵美(みこころ会61回)

2025年4月に聖心女子学院の校長に着任いたしました。卒業して半世紀、母校と直接かかわることなく過ごしていましたが、戻ってきて、在校中は気づかなかった「聖心スピリット」が私の中にしっかり植え付けられているのに気づきます。みこころ会のモットー「自ら以って万苦を嘗め 敢えて他人に苦を與へず」を常に意識することはないけれども、これまでの人生を振り返ってみると、頼まれれば否とは言えない、頼まれなくても首をつっこんで働いてしまうことがよくあったように思われます。そして、困難に遭ったとき、新しいことに挑戦するとき、何かわからないけれど大丈夫なような気がする。根拠のない自信がどこからか湧いてくるのです。これはどうも聖心女子学院で育つうちに種がまかれ、培われたもののようです。

校長という仕事はなかなかに大変ですし、シスターでない者にとってはとても不安です。しかし、聖マグダレナ・ソフィア・バラ列聖100年のこの記念の年に、この職に就いたことは、マザーバラのお支えと励ましが豊かにいただけることの証左、お恵みではないかと感じています。

私たちみこころ会会員はみな、マザーバラのブドウの木につながっています。そのブドウの木はイエス様につながっています。安心して、それぞれの場でそれぞれの役割を果たしてまいりましょう。


みこころ会会長(2023年~現任)
村上 直子(みこころ会59回)


みこころ会は110回生を新たに会員にお迎えし、2025年度をスタートいたしました。
今年度、母校聖心女子学院の校長が16年間務められたシスター大山江理子から藤原恵美先生に交代されました。みこころ会会則に則り、藤原先生にはみこころ会名誉会長へご就任いただきました。みこころ会に大きなご助力を賜りましたシスター大山に心より感謝申し上げますと共に、同じみこころ会員でおられる藤原先生にも、同窓会としてこれまで同様に惜しみなくご協力させていただきたい、と考えております。
聖年にあたる本年はまた創立者聖マグダレナ・ソフィアの列聖100周年という記念すべき年でもあります。創立者の学校設立に対する強い信念、みこころの愛の教えがアメリカ大陸、オーストラリアを経て遠い日本で100年以上も変わらず教え続けられている事を改めて思い起こし、関わり導いてくださった全ての方々に感謝いたします。同時に、この列聖100周年のお祝い行事が創立者の記念日に全世界の聖心で同時に行われたという事実に、母校で学び受け継いだ聖心スピリットのグローバル性を再認識しております。

さて、みこころ会では昨年より、コロナ禍で中断されていた多くの活動がそのまま、或いは形式を変えて再開し始めました。コロナ禍は大きな試練でしたが、逆に私たちは多くの会員の皆さまのお力添えをいただきながら、状況に応じて柔軟に対応し活動を続ける術を学びました。
しかしながら郵便事情などにより、これまでの様に皆さまのお手元に折に触れ活動の予定をお送りする機会が減る事となりました。その分、ホームページやクラスメールなどでのお知らせを増やしておりますが、皆さまには「アクセスする」、というお手間をお願いしなければなりません。今後できるだけ多くの皆さまにホームページを身近に感じていただき、みこころ会からの最新の情報を共有していただけます様、役員一同で努力してまいります。
会員の皆さまにはこれからもみこころ会が多くの同窓生たちの心の拠り所になれる場となります様、お知恵とお力をお貸しいただきたくお願い申し上げます。

2025年度
会長  村上直子
副会長 水野直子



歴代会長

◆2020~2025年
村上直子(59回)★現会長
上野愛子(58回)

◆2010~2019年
巻波香子(57回)
伊藤康子(54回)
小糸順子(50回)

◆2000~2009年
崎川由美子(49回)
原科節子(51回)
白澤李子(46回)

◆1990~1999年
堂ノ脇利々(42回)
武者小路喜久子(34回)
小林華子(36回)
浅古祐子(32回)

◆1980~1989年
原田政子(27回)
鶴見蔦子(30回)
岡崎光枝(26回)

◆1970~1979年
井出熙子(20回)
小山清子(21回)
山本百合子(24回)
三輪田寿美(15回)

◆1917年~1969年
Mer.吉川茂仁香
幹事長:川瀬渡(3回)
Mer.吉川茂仁香
平田トシ
Rev.Mer.マイヤー
Rev.Mer.シェルドン

セクレタリー:高木愛子(1回)



ご寄付のお願い

皆様からのご寄付を受け付けております。

◆ みこころ会では、学校へのご寄付やみこころ会の活動支援の為に。
◆ 社会福祉部では、国内外の福祉団体及びシスター方のご活動支援の為に。

皆様からのお気持ちをお待ちしております。どうぞ宜しくお願いいたします。

なお、これまで会報に同封の「寄付金振込用紙」は、郵便事情により廃止いたしました。
ご寄付を頂戴出来る場合は、下記の送付先迄お願いいたします。

【寄付金】ご送付先

◆みこころ会へのご寄付

 名義:みこころ会
 銀行:ゆうちょ銀行
 口座:記号 00190-0

    番号 373319

◆社会福祉部へのご寄付

 名義:社会福祉部
 銀行:ゆうちょ銀行
 口座:記号 00120-2

    番号 22964

 

※以下2点ご了承下さいます様にお願いいたします。
・振込手数料はご負担をお願いいたします。
・ご寄付は寄付金控除の対象外となります。



会員専用ページ

 ※閲覧には、『みこころ會々報 第86号』(2024年10月1日発行)内

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